観世文庫の様々な資料
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能の台本です。約2600点を数え、本アーカイブの半分近くを占めます。手書きの「写本」と刊行された「版本」があります。さらに、一つないし複数の作品の全体を収めたものを「番謡」、独吟用に作品中の一部分を抜粋した謡や独吟専用の短い謡を「部分謡」と呼んで区別しています。世阿弥自筆の台本は、「B 注釈、伝書、学書等」の「世阿弥自筆本」にまとめて分類されています。
謡の語句に関する注釈書、世阿弥の『花伝』をはじめとする能楽の演技を論じた伝書、その他故実や家系を考証した書物などがあります。
能の上演譜を記したものを、広く「付」といいます。中でも、シテやワキの演技譜を「型付」と呼び、囃子の演奏譜を「手付」と呼びます。
観世家の活動のなかで書き記された様々な歴史資料です。約1600点にのぼり、本アーカイブでは謡本に次いで大きな部分を占めます。
狂言関係の資料です。多くを狂言台本が占めます。ここでは独立した狂言作品を「本狂言」と呼び、能の中で狂言役者が担当する「間狂言」と区別します。
観世家に保管されながらも能とは直接つながりのない資料や、近代公刊物などです。